2010年9月期で年間500組の挙式組数を達成し、誕生から10年目を迎えたザ・チェルシー。
デザインコンシャスな施設創りやプロモーションが注目されていますが、体験者からは、パーティーを支える接客サービスやコーディネートへの評価も多くあります。そこで、これらザ・チェルシーのソフト面について、サービスセクション・アシスタントマネージャーの池上卓さん、ウェディングコーディネーター・チーフの吉田しのぶさんに、10年目の想いをお聞きしました。
―――ザ・チェルシーが始まったころから変化したことは?
池上:
私が入社した時(約9年前)には、まだウェディングホールは2つしかありませんでした。それから今日まで、ザ・チェルシーの施設リニューアルはすごいスピードで進んでいますが、チーム編成や仕組み創りなど「おもてなし」の品質も同時に進歩しています。私はお料理をお持ちしたり、新郎新婦様のエスコートを担当するサービスセクションですが、ハードにふさわしい身のこなしや言葉遣い、表情などもスタッフ一人一人考えて工夫しています。外部講師の方からのご指導や個人個人の努力とともに、各セクションはもちろん、オールスタッフでのミーティングも綿密に行うことで、トータルとしてザ・チェルシーのウェディング、パーティーは進化しています。
吉田:
私はウェディングコーディネーターとして、人生最大のイベントに立ち会えることの嬉しさと、お手伝いさせていただくことの責任の重さの両方を感じながらのスタートでした。その間、どんどん新しい施設が増設され、一緒に頑張るスタッフも増えた今では、嬉しさと責任感という気持ちとともに、新郎新婦様と一緒に楽しむことも心がけています。
―――逆に、変わらないことは?
池上:
「人」です。この10年で人の入れ替わりはありましたが、チーム力と言いますか、人の「気質」は変わらないと思います。人間味のある社風で、若いスタッフが多いので新しい取り組みへの挑戦など非常におもしろいことができているように感じています。
また、「これをすれば良くなる!こうすればもっとおもしろくなる!」ということを実行するスタッフが多くなってきていますし、その一人一人が社内の他のスタッフにも影響して、さらにおもしろくなっています。
―――結婚式にはチームワークが大切なのですね。
池上:
サービスセクションには、新郎新婦様を誘導させていただくエスコーター、お料理などをサーブするスタッフ、そしてバーテンダーなどのスタッフがいます。その、どの役目を果たすスタッフの誰もが、熱い想いを抱いたスタッフばかりです。そして、自分もその輪の中に入って非常に刺激的な毎日を送っています。熱い想いを抱いているスタッフ同士で話し合ったことが、新郎新婦様にも伝わり、さらにゲストの方にも伝わっているのだと思います。このようなザ・チェルシーらしさが拡がる熱伝導を、もっと多くの方に体感していただきたいと思います。
―――お客様からいただいた、印象に残るコトバは?
吉田:
「吉田さんが担当で本当に良かった。私たちは運がいい」とおっしゃっていただいたことです。また、「どの芸能人の結婚式より、私たちの結婚式の方がステキだ」とお話しいただけたことも心に残っています。
池上:
「池上さんがホールキャプテンとして僕たちの披露宴に携わってくれたことにとても感謝しています」など直接、私の名前を出してくださりお褒めいただいたことが印象に残っています。そうして、新郎新婦様と関わっていくうちに、お二人がゲストの方々をどのような想いでご招待されているかを理解ができるようになりました。新郎新婦様の描かれるゲストの皆様に対するおもてなしのイメージを決して崩してはならない、また、それらを新郎新婦様から私どもに、そして私どもからゲストの方々にサービスとしてお届けすることを心がけています。
―――最後に、この仕事をしていて良かったことは?
吉田:
たくさんの素敵な新郎新婦様に出逢えたことです。担当させてもらえて幸せだと思える方ばかりでした。また、尊敬し、自慢できるような素晴らしいスタッフと一緒に新郎新婦様をサポートできることがうれしいです。
池上:
一生に一度しかない幸せなイベントに、スタッフとして携わることができたこと、新郎新婦様の至福のひとときをお手伝いできることの素晴らしさを感じています。さらに、このザ・チェルシーで働いている人たち、またザ・チェルシーに関係している協力会社の方々とのつながりが私の財産です。そして、これからも、多くの方に出逢えることを楽しみにしています。
続いては、支配人とフロント担当のお2人。共通しているのは、ほぼ入社時期が近いことと、「家族想い」というところ。では、営業統括支配人の城下雅成さんとフロントセクションリーダーの榎 隆憲さんにザ・チェルシー10年目の想いをお聞きしました。
―――偶然にも、入社したのが同じ頃だとか…。
榎:
2000年に1stホールのザ・チェルシーハウスができて、2ndホールのザ・デラノが完成する前の2001年に私は入社しました。当時は、まだスタッフもいまほど多くなく、それまでの常識的な結婚式から、自由で楽しいウェディングへと変化している頃でしたから、フロントでも手探りの状態が続きました。
城下:
私が入社したのはザ・デラノが完成した後、2002年でした。人と接する仕事が続けたくて、ザ・チェルシーに転職し、ウェディングコーディネーターとして直接ご結婚式の担当をさせていただきました。コーディネーターは女性ばかりでしたので、ちょっと戸惑ったところもありましたが、結果として自分の存在価値が何かを見つけることができました。
―――実は、私の結婚式を担当していただいたのも城下さんでした。本当に任せて安心でした。
城下:
ありがとうございます。私自身ではわからないのですが、担当させていただいた方からご指名で、新しいお客様を紹介していただくことが多いのは事実です。いまは、直接担当させていただくことはないのですが、当日の会場に入って、担当コーディネーターのサポートやディレクションをしています。ザ・チェルシーらしいトータルコーディネート力をつねに高めることを目指しています。その結果、ザ・チェルシー全体として、挙式経験者様やご両親様からご紹介いただけることが多くございます。
―――フロントでは、いつも「お待ちしておりました」と迎えていただけますね。
榎:
いまは、どなたが何時に誰を尋ねて訪れるかがフロントでもわかるシステムになっています。でも、最初の頃はどなたが訪れるかわからない状態でした。そこで、フロント対応のシステムの見直しを行って、ご来館の情報を共有できるようにしました。
ほかにも、スタッフ皆で知恵を出し合って生まれた様々なシステムがあります。ザ・チェルシーは、担当者が気づいたことを自分たちで解決しよう、改善しようという意識が多くあります。まだまだ発展途上ですが、トラブルを未然に防ぐシステムが、この10年ででき上がってきました。
―――ホテルでも、特にフロントはたいへんな仕事だと思います。
榎:
誰でも、どんな仕事でもミスは発生すると思いますが、その後が大切だと思います。以前、こちらの不手際でお叱りを頂戴したことがありましたが、フロントとして丁寧に対応させていただいたところ、後日、「日本一のフロントマンだ」とメールをいただきました。このようなお言葉を期待しているものではなかったのですが、ありがたく思いました。
―――お2人は、家族を大切にされていますね。
城下:
私も結婚して、妻も子どももおりますが、家族を本当に大切に考えています。そう思えることで、実はこのウェディングの仕事にも、心配りや人への愛情などの面で役立っているように思います。また、家族を大切にする想い、そして結婚の素晴らしさが、これから結婚される新郎新婦様にも伝わるように思います。
―――ザ・チェルシーを支えているのは「人」なのですね。
城下:
ザ・チェルシーは、施設のデザインやコーディネートなどおしゃれな雰囲気を大切にしていますが、ザ・チェルシーを支えているのは「人」だということです。ハードもソフトも、すべてが揃ってザ・チェルシーという空気感が創られています。結婚式という最高の瞬間を創るためには、すべてが揃っていなければなりません。
榎:
私も、ザ・チェルシーは人が支えていると思います。
ここにいるスタッフ全員が前向きに考えています。自由に発想でき、自由に実践できることでザ・チェルシースタイルができていると思います。この記事をご覧の方も、ぜひ、ザ・チェルシーを訪れて、自由で楽しい雰囲気を体感してみてください。フロントで、私どもがいつも笑顔でお迎えいたします。













